代表挨拶

前田紙器はパッケージを販売する総合メーカーです。昭和37年に創業以来、化粧箱・クラフト箱を中心に南大阪の下町で製造を続け、来年で創立60年を迎えます。これもひとえに、皆様のご愛顧とご支援のおかげと考えております。

思えば創業当時の日本は戦後から立ち上がり、ちょうど高度成長期を迎えた頃で、そこから1964年の東京オリンピック大会や大阪万博博覧会、オイルショックからバブル期の激動、大震災やリーマンショック、そして現在における新型コロナウイルス感染症の発生など、さまざまな変化がありました。私どもはその時代の移り変わりに対して柔軟に応じつつ、求められる需要を的確に把握し、また確かな技術と経験を生かして、お客様の声に寄り添う箱の製品を3000種類以上も作り出してきました。

近年は人々の生活スタイルも大きく変わり、「集団から個の時代へ」と言われるようになって来ました。“個の時代”とは何でしょうか? 私は“らしさ”が求められる時代になったのだと考えております。

インターネットの出現によりインタラクティブな取引が可能となった今、多くの消費者は“自分にとって実利のある商品”を今まで以上に欲するようになりました。その流れは商品を提供する側にも間違いなく押し寄せており、選ばれる商品やサービスが多種多様となる中で、製造業者にもそのメーカーにしか出せない色が求められるようになってきております。

消費者の方に商品が届く際、箱はいちばん最初にお客様が目にする「顔」であり、そのメーカーの「らしさ」が映し出される鏡でもあります。60年間、メーカーの需要に応え続けてきた弊社だからこそ、その商品に最もふさわしい外装パッケージを提供できるものと考えております。いつの時代も取引先の方々に寄り添える総合メーカーとして、今後も企業努力を惜しまず、邁進して参りたい所存です。

     2021年7月
代表取締役社長 前田重男

[お問い合わせ先]
下記電話番号でも 問い合わせを受け付けております。
前田紙器株式会社
代表窓口TEL:06-6691-4854
(10:00〜15:00 土日・祝日除く)
メール:maedasiki@gmail.com